2011年03月23日

ototo詩TalkSession.01/小屋敷剛



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ototo詩TalkSession.01
小屋敷剛トーク
『沈黙の異伝子』

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2011年2月10日木曜日『ototo詩vol.2』で、小説『ある夜のエクス』を主題に「ピアノ/小屋敷剛」「ミニアコーディオン/井上泰信」「リーディング/黒川直樹」の3人がセッションしました。
ここに掲載するのは、そのライブ後に『小屋敷剛/TOUCHを解く』と題して催されたトークを再構成した鼎談です。
(構成/黒川直樹)

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イニシャル   
G ―― 小屋敷剛
T ―― 井上泰信
N ―― 黒川直樹
F ―― フロア

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―初耳でいる― 

N いやー即興のセッションってむずかしい!

T リハも軽く合わせたくらいだったからね。でも淡々と読めてたんじゃない?

N 淡々とっていうか必死の冷静さ(笑)。それにしても泰信がなにやるのか本番まで謎だったわ(笑)。

T ユーストリームなど準備が忙しかったんだよね(笑)。ではさっそくだけど剛君に来てもらおうか。

N 剛君、よろしくお願いしますー

T 小屋敷剛さんです!

F パチパチパチ(拍手)

G こんばんはー

N セッションお疲れさまでした!

G どうもどうも。

N 今回のセッション、どんなテーマでどんな内容にしようかって話してたとき、剛君がおれの「ある夜のエクス(2009/12)」を主題としてリクエストしてくれたんだよね。

G うん。「ある夜のエクス」は即興演奏にあう気がしたし、何よりご本人に朗読していただける機会もそんなにないだろうしね。この本から得たインスピレーションは大きいです。

N まずはototo詩的な問いかけから! 剛君の一昨年(おととし)はどんな一年だった?

G 駄洒落からだね(笑)。そうだな、ずっとアルバムを作ってましたね。

T 最新作『TOUCH(2010/12)』が出たばかり。

G うん。mAtterというレーベルから去年のクリスマスにリリースされました。

N どんな思いがあってタイトルを『TOUCH』に?

G それは各々が解釈していただければと。

N いったんアルバム製作に入ると、日常生活も大きく変わりそうだけれど。

G そうだね。製作中の曲を聴くところから一日が始まって、眠る直前まで手を入れて……って感じになるかな。自分の出したい音に集中したいから、他の人の音楽が聴けなくなるような変調もあったりね。

N 音については自分の製作だけで目一杯になるんだ。

G できるだけイメージしようとする音の傍にいたいんだよね。

N 繰返し曲を直していると、そのイメージに近づけるものなの?

G それが、そうじゃないところに難しさがあって(笑)。僕は製作にパソコンを使っているけれど、これって「なんどでも曲に触れて、なんどでも書き直せる」ツールで、実は両刃の剣なんだよね。

N いい面と、そうじゃない面があるんだと。

G そうそう。曲の始まりから終わりまでを繰返し聞くからこそ、製作者としてはその都度曲を「初めて聴く」という耳でいられるように努めなきゃなって。

T 美空ひばりさんも歌入れは一発録りだったんだよね。

G うん。セロニアス・モンクは、音楽と接するときはなにより最初が大事なんだと言ってたね。ぼくもその通りだと思う。

N その「聴く/聴こえ」っていうのは、どういう意味? たとえば音色が聴き手の感情を掻きたてるストーリーやエモーションを、よりドラマティックにするような音を探し当てるようにとか、あるいは単音のテクスチャや和音のアウトラインをクリアにしていくみたいな……音そのものに着目、注目する曲の作り方とか。「聴く/聴こえ」のニュアンスって色々ありそう。

G んーと。そうだなあ、音そのものに着目したり磨いたりってのは音楽を作る前の段階なのね。一旦音楽を作り始めるとあとは理屈じゃないところで向き合わなくてはならない。感覚というかね。そしてこれはとても体力のいることなんだ。音を音楽にするのは簡単なことじゃないから。聴き手の感情を掻きたてるストーリーやエモーションを考えて作るかってのはね、うーん、全然気にしてない(笑)。誰かに聴かせる前に自分で聴くわけだしね。そこでの判断はぼくの中にしかないから。


―正解ではなく―

T 剛君が「楽曲の完成」の決め手にするのは、どんな基準や感覚ですか?

G まず作ってる最中ってのは、全体としての正解は見えてないんだ。けどね、いま目の前にある曲のどこが問題かってのはわかる。だから正解じゃなくて問題が常にある状態なんだけど、この感覚が曲を形にする手がかりになる。それを延々続けていくんだけど、質問の「楽曲の完成の決め手」ってのはね、ぼくの場合完成の基準はハッキリしてて、その曲が歌っているかどうか、だね。

N いま話してくれた「問題」という言葉は、課題や困難というニュアンス? それとも違和感みたいなもの? あるいはエラーを感じる、とか。

G エラーというと事故っぽいので、違うかな。違和感という表現が一番しっくりくるかも。泰信君はどう? 製作中に気にしてることってある?

T 僕はラスコーの壁画をイメージしながら曲を作ってます。

N ふるい洞窟の絵?

T そうそう。旧石器時代の後期にクロマニョン人が描いたって言われてるんだけどね。洞窟のなかで、いちばん声が響く位置に壁画が集まっているって。面白いですよね。その事を知って凄く衝撃で。まあヘラジカとかが描かれてたんだけど、だってきっと当時は生き延びるためのシグナルっつーかさ、まだ音楽っていう概念もほぼ無かったような時代に、洞窟に入ってみたら暗闇の中でリバーブに包まれちゃったわけだから「なんじゃこりゃ〜!」ってビックリしたと思うんですよ。自分の存在を超えた何かを感じたんじゃないかな。クロマニョン人も、今で言うサウンドスケープ的な聴取を本能的にやってたんだろうね。じゃないとピンポイントに一番響きの良い場所に絵なんて描かないもんね。そこにさ、現代人が忘れてしまったような音の本質が隠れてるような気がして、想像力が膨らむんだよね。


―対話の意味―

N 音楽の概念もなかった時代かあ……そういえば剛君って音の目覚めはいつ? 

G ぼくは最初ギターから始めたんだけど、きっかけってのもよくある話で、テレビやラジオから流れてくる音楽に引き込まれたってのが大きいよね。ぼくの実家は青森県の三沢ってところで田舎だから当然情報も遠い。しかも当時はネットなんてないしね。ラジオやテレビから流れてくる音楽がすべてだったわけで。でも三沢ってとこには米軍基地があってさ、基地放送とか頑張れば受信できたりするのね(笑)。そこからビルボードの最新チャートとか聞いたりしてたね。自分では入口がど真ん中の大衆音楽で、いまこういう音楽を作ってるってのは、とても重要なことのように感じてるけどね。

N 基地の電波を盗むって、なんか……スリル(笑)。でも限定的な情報って染みそうだな、想像力を掻き立てられたりとか。とくに音は、どこで聞くか、どんな聞き方をするかで、体験の質が大きく変わるだろうし。

G 僕は自分のアルバムを、できれば一曲目から最後の曲まで一息で聴いて欲しいと思っているんだけど、音って長く聴いていることが難しくてね。

N それは、何と比べたときの難しさ?

G たとえば映画って今では三時間とか当たり前だけど、まあ割と普通に見れるじゃない? けど音楽のアルバム一枚六〇分を真剣に聴くとなると、その疲労感にはすごい差があるじゃない?

N あるある。

G ここには音の抽象度の高さと、そこに向き合う聴き手の集中力の質が関わってると思うんだけどね。音楽家として、当然このことも考えて作らなければいけない訳で。『TOUCH』を全曲通して聴いてもらうにはどうしたらいいかな、と。

N 映画が参考になるんだ。

G 映像的な感覚や視点から音楽製作を進めるときはあるね。『TOUCH』に収録した「DOUBLE」という曲を構成する、高音と低音の尺を決めたのも或る映画のワンシーン、その編集リズムだったしね。さっき言ったように、僕は音楽を製作しているときに他の人の音は聴けないけれど、小説や哲学は手に取るし、このように映画を観る時間から様々なヒントをもらってる。

N 剛君は映画音楽も作っているけれど、自分のアルバムを製作するときとの違いってどんなところなんだろう。

G それはやっぱり一人で完結できるかどうかに尽きるよね。映画の場合何よりも大切にしないといけないのはその映画がどうなりたがっているかっていうのを感じ取ることだから。ぼくのエゴは必要ない。

T この人が用いる音楽はいいなーという映画とか、監督さんってどんな人?

G ミヒャエル・ハネケはすごいね。この人の映画って音楽がほとんど使われないんだけど、音楽を使用する以上に音楽を感じさせることに成功している。つまり音楽を使用して補うべきものがないんだ。シーン、カット、役者の演技、それ自体が音楽を奏でているに等しいし、そっちのほうがよっぽど相応しい音をならしてくれる。音になる前の音として、頭の中でね。この表現上手く伝わってるかな(苦笑)。たとえば日本には能という文化があるけど、あれってさ、お面の表情は変化しないじゃない? けど観客はそこに哀しさや喜びを見出すよね? 見出すというより、そのように見えるよね? それと同じで、具体的な音を鳴らさないことによって初めて感じられる音というのかな、自分の内から鳴り出した「音ならざる音」みたいなものには、外でならされている音はやはり適わないと思う。「適わない」というより、敵対するような音の存在自体がそもそもがないんだからね。ハネケはこういった、表現が実に上手い。観客の想像力を決して眠らせないんだよね。

N ちなみに、さっき話してくれた「DOUBLE」のヒントになったという映画は何だったの?

G 溝口健二の映画かな。どれっていうのは明確にはないけど。

N 溝口健二!?あ、でも彼の映画は“DOUBLE”って言葉がひとつのキーワードかも……。

T そういえば今回の『TOUCH』は前作の『slit(2008/12)』に比べると、より有機性に関心の置かれた作りかな、と思ったんだけど。

G 有機?

T うん。さっきの映画の話でもそうなんだけど、剛君が考える「人が音を聴くときの生理」というのかな、聴き手が『TOUCH』を聴くときのリズムやバランスへの配慮が深まったり、人間の体とか心への関心が『slit』より高まっているのでは、って。

G あー、どうなんだろう。そうかもしれないね。製作におけるコアは変わらないけど、確かに表現が持っているジレンマにぶつかって、それを乗り越えようとするればするほど、自然とそういった関心は強まるんじゃないかな。表現をとことん考えて行くと、やっぱりね、本当に伝えたいことっていうのは伝わらないってとこに行くんだ。いや、伝えられないといったほうが正しいかな。だから『TOUCH』だって、どんな聴き方をしてもらってもいいし、結局のところ、各々自分の聞き方しか出来ない筈なんだ。どういう訳かみんな病的なまでに誰かの意見を欲してて、それこそ自分にまで嘘をついて誰かと同じ発言をしている人も多いように見えるけど、大前提として誰かと同じ訳ないんだから。一旦言葉にしてしまえば同じ表現のものは括られるから、同じと思い込んでしまいがちだけど、そんな筈はないんだよ。他と違うってことがその人をその人たらしめてるんだから。もっとその違いを大切にしたほうがいいと思う。そして言葉が見つからないのであれば、ただ黙って作品と向き合っていればいいんだ。それがぼくのいう対話の意味だよ。


―想像力の雪―

N 借り物じゃない言葉を書けるように話せるようにって、そうあろうとモガいたって、どれだけ欲しがったって、自力じゃ難しくって参りそうになるときもあれば、誰かがくれる機会に、わーっと拓けていくことがあったりする、みたいなことについては……ototo詩を始めたモチベーションだとか、それこそ「詩」につながるような……音って音楽家にとっては詩なのかな? 音も詩も作る泰信はどう感じてる?

T おれは歌詞は書かないけれど、音がポエティックになる時もあるよ。というのも、音と詩はとても似てる部分があるなと感じてて。一つの言葉にも色々な意味があるし、イメージも連鎖するじゃない? 例えば簡単に言うと「りんご」って言ったときに八百屋とか禁断の果実とかアップルコンピュータとか椎名林檎とかさ。これがまた次の言葉にバトンタッチするときにイメージにダイナミズムが生まれると思うんだけど、これ音も同じで。一つの音を出すとその前後の音の関係も動くんだよね。音にせよ、言葉にせよ、ここをどう動かして働かせるかが面白いところだよね。

N 剛君は製作中に曲のイメージを物語のように書き出したり、詩的なフレーズをメモすることはある?

G イメージを膨らませる段階では色々書くよ。でも、いちど製作に入れば音だけに向き合います。メモを書いたりということはしないね。というのも、製作しながら曲について何か書きはじめると、その音が言葉に閉じられてしまうんだよね。

N 閉じちゃう、不自由になるってこと?

G 言葉が音を雁字搦めにするというか。紙やモニタにどれだけイメージを書き出したところで、やっぱり頭の中で鳴っている音にはならないし、かなわない。僕は常々、この頭の中で鳴ってる音楽を大切にしたいと思ってて。

N 音色ってどこに保存されているんだろう。インスピレーションってなんなんだろう。

G 少なくとも曲に関して言えばね、これはぼくの想像力の在り方なんだけど、作曲っていうと、僕が作ったり生み出しているように思われがちだけど、そうじゃなくて、それはもう既にどこかに存在していて、僕はそれを掴みにいくっていう感じがしてるのね、それはとても扱いにくくて、いつも僕を振り払おうとするので、必死で追いかけないといけない。製作中は、だからとても辛い(笑)。

T 真冬の農業みたいですね。

F ?!

T あ。雪の下に育つ収穫物を、一生懸命収穫する剛君の姿が浮かんで。

N それで、真冬の農業!

G たしかに……僕は農業の盛んな青森出身です(笑)。

N いま全国的に豪雪状態だから、地元はもう凄い雪なのでは?

G うん、いつにない降雪量みたい。今夜は東京も降るみたいだよね。

T 天気予報だと、明日からの三連休、すべて雪マーク!

G 趣き深い夜にお招きいただけてよかったなーと思ってます。



2011年2月10日/atガンバラネBAR



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小屋敷 剛(gokoyashiki)/OFFICIAL WEBSITE http://gokoyashiki.jp/
音楽家。青森県三沢市出身。バークリーメソッド、音楽史を学び、弦楽や室内楽の作曲も手掛ける。
国内外でライブを行い、自身のソロワークを制作する傍ら、写真/グラフィック等の展示会、映画や舞台への楽曲提供も手掛けている。08年、mAtterより電子音によるアルバム『slit』をリリース。
リズムとドローン、ラウドネスとサイレンス、抑制と疾走、饒舌と寡黙。細部まで徹底的に構築されたストーリーテリングの妙に多くの注目が集まる。10年、約二年振りの新作『TOUCH』をリリース。
自身が語るように、このアルバムには音楽家Go Koyashikiの最もピュアな状態が保存され、生成され、音楽化されている。次回作は全編アコースティック楽器による作品を予定。既に制作を開始している。

ロゴスに回収されてしまう前の、概念化/言語化不可能な領域での鑑賞者との対話を強く希求し、音楽の本質が学問や論理には依らず、音楽そのものであることによってのみ成立するというアティテュードを持つ。





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2011年03月14日

ototo詩アフター

※どなたか『白いIPhone』を間違って持ち帰っていませんか?

 ご存知でしたらご連絡ください。 naoki_kurokaw-aaaアットヤフー.co.jp

※附録ペーパー『小屋敷剛/沈黙の異伝子』内のリード文、『小屋敷剛/Slitを解く』は誤りで、正しくは『小屋敷剛/TOUCHを解く』です。小屋敷さん、附録を受け取ってくださった皆さまに、お詫び申し上げます。ごめんなさい。

 

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【 ototo詩VOL.3】にご来場くださったみなさま、ありがとうございました

ガンバラネBARから節電的な開催のアイデアをいただいたり、地震災害時の生き延びかたについて意見・情報交換ができたりと、自分にとっては一人で家にいるのとはわけが違った時間を過ごせました。

黒川は災害に思うところあってネルーダの詩を読みました。

山本浩生さん、須山真怜さん、大橋可也さん、ゲストのお三方、貴重なお話ありがとうございました。

(出演が予定されていたあだち麗三郎さんは、ご本人の意向によって欠席されました。タイミングがタイミングだっただけに、お気持ちを汲みたいです。止むを得ないと思っています。黒川からは、ご期待くださった方々にお詫びしたいです。申し訳ありませんでした。あらためてブッキングができたらと思っています)


■咲‘sビュッフェ

 特製ドレッシングで食べる三つ葉としめじ、厚揚げのレタスサラダ

 春野菜とチキンのクリームソース煮 

 咲‘sグリーンカレー

 おいしい炊き立てご飯

 

■ototo詩附録

 山本浩生『僕にとって詩とは何かと言われたら』テキスト

 GoKoyashikiトーク『沈黙の異伝子』ペーパー

 TaishinInoue 六曲入りCDR

 黒川直樹 執筆中の小説カットアップ『Circenses/1』テキスト

 

 

 

 

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2011年03月12日

ototo詩vol.3

※ototo詩開催 ― 予定通り18時から始まります。

黒川は(おそらく井上も)気持ちを込め、本気で書いた語をとおして、また、それを外にもちだして人と会える場を開くことが、いま何よりも優先される責任と感じて、このサロン『ototo詩』を始めました。
あちこちに混乱があるようです。さらなる地震の危険性も、いったらきりがないらしい。
このタイミングで読み呑み食いのサロンをするっていうのはどうなんだ?
考えました。でも不謹慎だとは全く思いませんでした。
たしかに『ototo詩』はゆるくて、気軽なサロンですが、その根底には本気の熱いものがあるからです。
ふだんはそういうことあんまり口に出したくないし、言われてうっとおしい気持ちもわかるけど、今日は書きました。
どうだろう。今夜集まることで、なにか始められるかもしれない。いま読むべき一冊や一節はなにかを考えることで、あらたな実践や発想につながる気もします。
ゲストの事情によっては内容の変更も考えられますが、この状況に一心を持って来場くださる皆様に、楽しんでもらえたらと思っています。
じぶんはじぶんなりに、はじめられることから、やれることをやります。
その始めの一手がototo詩です。
よかったらいらしてください。



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『ototo詩』Vol.3

■Day/3月12日(SAT)18:00--23:30
■Floor/新高円寺ガンバラネBAR
 http://ototoshi.up.seesaa.net/image/ganbaranebar_MAP-ec6e2.jpg

■Charge/1000円+おひねり歓迎
 (本読みしてくれる方+お金あんまり無い方はチャージ500円。用意するボックスに入れてください)
■Gift
 先着20名に「ototo詩の附録」を差し上げます。 
 <サウンド、テキスト、ペーパー、etc>
■Food
 ガンバラネBARビュッフェ 
 (美味しいフードが「500円」で食べ放題。カウンターでサキさんにペイしてください)
■Guest
 1.須山真怜 「Ecrit&Ngatari」と、音と詩と。 (リーディング&トーク)
 2.山本浩生 「詩」ってなにかを話してみよう。 (エッセイリーディング&トーク)
 3.あだち麗三郎 「音楽家の“利く”体」 (ライブ、パフォーマンス&トーク)
 4.大橋可也&ダンサーズ(ショートパフォーマンス&トーク)


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■Profiel


須山真怜(Suyama Marei) 
作曲家/編曲家/ピアニスト

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東京とミラノで作曲法を学ぶ。ピアニストとしてアーティストのサポートや、舞台、ギャラリー等の音響製作を手掛ける。アートレーベル、"monobook"主宰、"Ngatari"、"eudorina"所属。


『monobook』http://www.monobook.net

『Ngatari』http://www.ngatari.com


シュルレアリスムに倣って言えば、この音楽は手術台の上のバオバブの樹と新聞紙の出会いである。

そこには悠久の自然と現代のコレスポンダンスがあり、風に共鳴する風景がある。
―宇野亜喜良 (イラストレーター)
Marei suyama / L'amour レビューより


この作品はとてもポップにできているのに、その作品世界はどこか神秘性に満ちている。

それは、須山真怜さんが、作曲家である以上に作家であろうとしているからだと思います。
そして、日本の音楽に足りないのはまさにこの作家性なのではないかと、思うのです。
―阿部海太郎 (音楽家)
Ngatari / Nebular for thierteen レビューより


 ―― 


山本浩生(Yamamoto Hiroki)
表現家(美術家/文筆家)

作品 -1573web.jpg
1978.7.1-東京都出身
1997都立西高等学校卒業
2003武蔵野美術大学造形学部油絵学科卒業
現在多摩美術大学講師/日本デザイン専門学校講師/
山本浩生絵画教室主宰/元JTBカルチャーサロン日曜水彩スケッチ講師


○個展・企画展
2002.7「Photo×Painting」個展中野なかのゼロホール一般展示室
2003.3「卒業制作展」卒業制作武蔵野美術大学内
2003.6「FruitOperation」個展府中GalleryPirka
2004.5「山本浩生展」個展銀座フタバ画廊galleryexpects
2005.10「山本浩生展−WORLDSMALL−」個展銀座フタバ画廊
2005.11「山本浩生展」個展横浜馬車道北仲WHITE404号室−Polonium−
2006.7「山本浩生/阿部仁文展」画廊企画展銀座フタバ画廊galleryexpectsre-presentation
2007.7「山本浩生展断象+印片」個展銀座フタバ画廊
2007.12「フタバ画廊年末小品展」画廊企画展銀座フタバ画廊
2008.1「食とのれん街」BankART1929企画展横浜関内PozDiningBar
2008.3「山本浩生展」VISEE(美容室)企画展銀座VISEE
2008.9「フタバ画廊」渡辺望とユニット「ウロガバタフ」結成銀座フタバ画廊
2008.10「山本浩生展檻の泉の彼方に」個展銀座Gallery58
2009・2「micro-macro」画廊企画展銀座フタバ画廊MessagefromFUTABA!!VOL.3
2009・9「ほつれる髪の毛が糸」画廊企画展大泉Nroomartspace


○企画・プロジェクト
2005.5-2006.10「Polonium84」代表オープンスペース、実験工房横浜馬車道
北仲WHITE内404号室にて約1年半展示企画・キュレーション/公開制作展示
2006.11「MeiriIshidaJewelry&ObjectExhibition」石田明里ジュエリー展表参道
フォト・コラボレーション作品同時展示
2003.6「東京ポケット」副代表,企画参加美術プロジェクト浮間舟渡廃段ボール工場
2004.5-「Polonium」編集長芸術系フリーペーパー誌制作1号―5号発刊
2005.5-2006.10「Polonium84」代表オープンスペース、実験工房横浜馬車道
2008.3−2009.6フタバ画廊入社企画・キュレーションなど全般的に関わる
2009.5−現在批評紙「アラザル」VOL.2〜4執筆・編集・表紙挿絵等全般的に関わる


○グループ展
2001.8「雑居ビル展」・13人展世田谷美術館一般展示室/2001.10「山本浩生作品展」学園祭展示(武蔵野美術大学学園祭)/2001.12「三人展」3人展(渋谷アートキューブ会場内)/2002.6「藁×その他企画展」15人展(早稲田大学学生会館)等

 
 ―― 


あだち麗三郎(Adachi Reizaburo)
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写真:鈴木竜一朗


1983年1月11日生まれ。少年期を米国アトランタで過ごす。15歳から音楽を始め、独特な演奏スタイルが話題になり、俺はこんなもんじゃない、タラチネ、前野健太、group_inou、三輪二郎、cero等数々のバンドやサポートで演奏。2009年SSWに転向しアルバムをリリース♪♪その「ひらかれた」音楽性がclammbon mito氏に「ダントツに鬼才!!」と絶賛される。プロデューサーとしてもアルバム数枚リリース。前野健太とDavid Bowieたちとして出演した映画「ライヴテープ」が東京国際映画祭で受賞。身体研究が趣味で、様々なボディワークや古武道を習い、演奏家向けの身体ワークショップを開催している。最近ではceroやworldstandardのメンバーをバックにライヴを行っている。 

『あだち麗三郎/動画集』
http://bit.ly/eJVv2o 
http://p.tl/NnBj 
http://p.tl/ZNkx


 ―― 


■大橋可也&ダンサーズ
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1999年、結成。日本ダンス界の極北を突き進むダンスカンパニー。

ハードコアダンスを提唱。
「ダンスとは何か」という根本的な問いかけに立ち向かうことを活動の主題とし、舞踏の方法論を基に現代における身体のあり方を問う作品を作り続ける。
2006年から吉祥寺シアター等で「明晰」三部作を発表。2008年に新国立劇場にて発表した『帝国、エアリアル』ではフリーペーパーを制作、配布するなどダンスの枠組みにとどまらない活動をおこなっている。
次回公演は3/21(月/祝日)の六本木Super Deluxe。
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大橋可也&ダンサーズ+空間現代始動。
このLIVEパフォーマンスには、OFFSEASON(伊東篤宏+HIKO+黒パイプスターダスト)、core of bells、ロロ、ECDをゲストに迎え「世代もジャンルも超えた闘争の夜」と銘打たれた『Action, Sound, Conflict』。(http://dancehardcore.com/archives/000584.shtml
2011年4月より「ハードコアダンスファクトリー」を渋谷UPLINK FACTORYにて定期的に開催予定。

―― 以下、Official Websiteから
作品の出演者は一見全く無関係な存在であり続けているようであり、ディスコミュニケーションを提示しているように見える。ところが、多くのコンテンポラリーダンス作品のようにコミュニケーションの可能性を疑うことなく安易に関係性を持とうとする姿勢とは対照的に、コミュニケーションの不可能性に立脚した上で、新たなコミュニケーション=振り付けが生れる瞬間を描き出そうとしている。
また、彼らの作品は現代の社会問題、例えば、精神的あるいは性的な虐待など、に影響を受けており、それらの問題に対する見方を変革しようとする試みでもある。
(Official Website >>> http://dancehardcore.com/

 ―― 大橋可也&ダンサーズ動画集
http://p.tl/CG_Y



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 ―― Host 
Taishin Inoue & Naoki Kurokawa
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2011年02月12日

ototo詩終了。

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ご協力いただいた諸氏と、ご来場くださった皆様に感謝です。

ありがとうございました。
今回来れた方も、来れなかった方も、
次のototo詩でお会いできますよう。

posted by ototo at 03:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年02月10日

2/10(木)ototo詩 vol.2 at高円寺「ガンバラネBAR」

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――STYLE――――――――――――――――――――――――――――

ototo詩(おととし)はDJが繋ぎ合わせる曲のように、本読みの声が継がれる音と詩のサロンです。

飛び入りでのご参加もウェルカム。

お越しの際は、お気に入りの一冊、今読んでいる作品、関心のある文章などなど……お気軽にお手持ちください。

ガンバラネBARマスターのミッキーさん&サキさんが腕をふるう、美味しい料理もビュッフェ・スタイルでお楽しみ頂けます。




――ABOUT――――――――――――――――――――――――――――

■2/10(thu)19:00--23:00
■エントランスフリー
■MAP http://ototoshi.up.seesaa.net/image/ganbaranebar_MAP-ec6e2.jpg
■Guest
Go Koyashiki ( Talk & performance )
1.GO Koyashikiと井上泰信+黒川直樹のトリオで「ある夜のエクス」を音と詩に透写
2.音楽家Go Koyashikiが新作『TOUCH』を超解析トーク
博士 aka DJ_Ojiisan ( Acoustic Live )
arazaruが誇る薬学派 a.k.a DJojiisanこと「博士」がデイユースの電子銃をアコー/スティックに持ち替えて脳を撃ち抜くレアLIVE。
Yui Onodera ( Talk )
音楽家・小野寺唯と井上泰信+黒川直樹のトリオで、武満徹と高橋悠治の残した書物と言葉についてトークセッションで回遊。
■Time Table
19〜21 フリータイム
21〜22 小屋敷剛セッション&トーク
22〜23 小野寺唯トーク
23〜23:30 フリータイム





――PROFILE――――――――――――――――――――――――――――

小屋敷 剛
gokoyashiki_bio.jpg音楽家。青森県三沢市出身。バークリーメソッド、音楽史を学び、弦楽や室内楽の作曲も手掛ける。
国内外でライブを行い、自身のソロワークを制作する傍ら、写真/グラフィック等の展示会、映画や舞台への楽曲提供も手掛けている。08年、mAtterより電子音によるアルバム『slit』をリリース。
リズムとドローン、ラウドネスとサイレンス、抑制と疾走、饒舌と寡黙。細部まで徹底的に構築されたストーリーテリングの妙に多くの注目が集まる。10年、約二年振りの新作『TOUCH』をリリース。
自身が語るように、このアルバムには音楽家Go Koyashikiの最もピュアな状態が保存され、生成され、音楽化されている。次回作は全編アコースティック楽器による作品を予定。既に制作を開始している。

ロゴスに回収されてしまう前の、概念化/言語化不可能な領域での鑑賞者との対話を強く希求し、音楽の本質が学問や論理には依らず、音楽そのものであることによってのみ成立するというアティテュードを持つ。



Yui Onodera
yuionodera.jpg1982年生まれ。環境/空間から捉えた音の機能と関係性を主軸に据えたコンセプトのもと、フィールドレコーディングや電子音、器楽音による、音と音がつくりだす空間を含めたサウンドデザインを手掛ける。国内外のレーベルより多くのアルバムを発表し、『suisei』(2007)や『ENTROPY』(2009)は、イギリスの音楽雑誌"THE WIRE"やイタリアの"Blow Up"など海外のメディアを通じて広く紹介され、海外にて高い評価を得ている。その他、国内外のレーベルコンピレーション、コラボレーションに数多く参加。これまでにポルトガルのアーティストThe Beautiful Schizophonicとのコラボレーションアルバム『RADIANCE』(2009)や、アメリカのデュオグループCelerとのコラボレーションアルバム『Generic City』(2010)、PROGRESSIVE FOrMよりポーランドのサウンドデザイナーPleqのリミックスアルバム『Good Night Two』(2011)に参加。2005年より音楽レーベル"CRITICAL PATH"を主宰し、サウンドアーティストの作品リリースやコンサートイベントの企画・運営なども手掛けている。岩手県立美術館や川越市立美術館、NTT InterCommunication Center、自由学園明日館、HOTEL CLASKAなど多様な空間を利用したライブパフォーマンスを行っている。アルバム制作時に滞在したベルリンにて、建築・ランドスケープデザインを含めた最先端の都市・空間デザインに触れ、帰国後に建築を学び、サウンドスペースデザインや家具デザインなども手掛けている。



 ―― Host 
Taishin Inoue & Naoki Kurokawa






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naoki



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2010年02月28日

“漫”員御礼!

ototo詩にお集まりくださった皆さん、マスターのミッキーさん、ありがとうございました。いくつもの偶然と幸運と、名残惜しさのうちに時間が結ばれました。またの機会にお会いできることを楽しみにしております。よい春がありますよう。


posted by ototo at 15:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年02月27日

ototo詩 mode.1

( オトトシ モード イチ )


ototo詩


――DAY――――――――――――――――――――――――――――


ototo詩 mode.1
 〜バンクーバー五輪の夜会
2010/2/27(土)



SPACE  ―― ガンバラネBAR( 高円寺 )
TIME   ―― 17:00〜21:00
CHARGE ―― FREE



――STYLE――――――――――――――――――――――――――――


・エントランスフリーで
・飲みたい人は飲んで、食べたい人は食べて
・読む人、音の人、踊る人・・・・・・・・・・
・DJが曲をつなぐように
・数秒〜数分のパフォーマンス
・あったり、なかったり・・・・・・・・・



――ABOUT――――――――――――――――――――――――――――


ototo詩はゆったりした雰囲気にマイクを開放しているサロンです。
ご自由に演奏や朗読してください。
(大きな音は出せないんです。ご了承ください)
飛び入りのパフォーマンスもウェルカム。
ガンバラネBARマスター「ミッキー&サキ」が腕をふるう美味しい料理もビュッフェ・スタイルでお楽しみ頂けます。
お気軽に呑みにきてください。



――PERFORMER――――――――――――――――――――――――――――


・dhmo ( funky reading )
・MRN Symphonics ( music )
・TOMO ( reading )
・クロモリンガル ( acting + reading )
・YaMaMoTone ( music + reading )
・黒川直樹 ( reading )
・Little Even Sailing

little even flat

( music + poetry reading )


※ エンモア・・・・・交渉中・・・・・




――MAP――――――――――――――――――――――――――――


ganbaranebar_MAP.jpg



――INFO――――――――――――――――――――――――――――


address >>> naoki_kurokaw-altaxxx(アット)yahoo.co.jp







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